運輸安全マネジメント

運輸安全マネジメント一覧に戻る

2013/10/01

運輸安全マネジメント取組期間 平成25年10月1日〜平成26年9月30日


■輸送の安全に関する基本的な方針

私たち千里山バスの社員1人1人は、お客様に安全で快適な輸送サービスをお届けする為、輸送の安全性の確保を最大の使命とし、全社員一丸となって全力で取り組みます。
@私たちは、安全第一をモットーに、お客様に安心してご利用いただけるバス会社を目指します。
A私たちは、輸送の安全に関する法令を遵守し、安全運行を確保するための環境整備に努めます。
B私たちは、いかなる時も安全を行動の基本とします。

■目 標
@お客様に利用、選定される安全な貸切バスを構築します。
A運行管理者のコミュニケーション能力を高め、乗務員に信頼される運行管理体制を構築します。
Bバス運転者の労働時間等の改善基準告示ならびに貸切バスの交替運転者の配置基準(平成25年8月1日より適用)を遵守します。
C重大事故0を目指します。
D後退時の事故根絶を目指します。
E後退時の事故根絶のためのシステムを構築します。
F総事故件数の前年度半減を目指します。
G飲酒運転の根絶、法定速度の遵守等、コンプライアンスを徹底します。
H無事故・無違反チャレンジコンテストに参加し、全社員協力して金賞受賞を目指します。
Iアイドリングストップとエコドライブを推進します。
J総路上故障件数の前年度半減を目指します。

■輸送の安全に対する教育・研修計画
@乗務員および運行管理者を対象に小集団(10名弱)での安全に関する目標を設定し、リーダーの明確化と育成を図り、目標達成のための活動を一月に1回×年6回実施し、活動内容についての発表会を開催する。(平成25年12月に発表会開催の予定)
A雪道運行未経験乗務員を対象に、個別研修を実施する。(平成24年1月下旬〜2月中旬に実施の予定)
B運転者適性診断の初任診断および適齢診断の対象者に、対象外者については3年毎に一般診断を受診させる。
C新人乗務員に対しての教育を計画的に行う。
D事故惹起者に対する再発防止のための指導強化のための、事故検証会を毎月1回開催する。
E安全運転のための研修および危機管理訓練を実施する。(平成25年12月〜平成26年1月に実施の予定)
F運輸安全マネジメントの意識を高め、安全管理規程と併せ、全社員に周知徹底を図る。
G平成27年度安全性評価認定の3つ星を獲得する。
H平成27年度グリーン経営認証を更新する。
I指導乗務員の育成と教育を実施する。
J運行管理者の教育および勉強会を実施する。(三月に一度)
K運行管理者および指導乗務員による会議を実施する。(三月に一度)
L運行管理者の意識改革のため、社外の研修、シンポジウム等の参加を促進する。

■輸送の安全運行のための乗務員に対しての指導事項
@事故を起こさないための基本ルールの徹底を定期的に図る。
A後退時の事故惹起者については、再発防止のための目標を自主的に設定させ、事故日より3年間に亘り、計画的にチェックを実施する。
Bドライブレコーダーを活用し、後退時の安全確認状況を確認し、事故防止教育を実施する。
Cタイヤチェーンの安全性を検証する。
D千里山バスのドライバーズマニュアルを全乗務員に必携させ、一層の安全意識の向上を図る。
E個別面談や点呼時において、安全運転日報をもとにデジタコを活用したエコドライブの推進、3Q運転の防止等による安全運転の励行、適性診断受診後の乗務員に対するカウンセリングの実施により輸送の安全性の向上に努める。
F出庫、入庫、出張先においての点呼時にアルコールチェッカーにより酒気帯運転防止の徹底を図る。
G飲酒運転根絶キャンペーンを推進する。(家族一体の指導を図る=手紙による協力依頼)

■健康に起因する事故の発生の防止
@健康診断の定期的受診により、全社員の健康保持に努める。
A乗務員のメンタルサポートとして、産業医による個別カウンセリングを実施する。
B睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査を実施し、検査結果により該当者にはカウンセリングを行い、専門的治療を受けるように指導する。
C事業用自動車の乗務員の健康管理に係る意識の向上を図る。

■輸送の安全のための乗務員の能力向上のための運動
@大阪府および摂津市(本社所在地)の無事故・無違反チャレンジコンテストに参加し、社内でも同等・同様のコンテストを実施し、事故防止意識の向上を図る。
A秋・春の交通安全運動に伴う安全講習の受講を促進し、輸送の安全確保の意識向上を図る。
B年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施し、輸送の安全確保に努める。
Cグループ別による後退時無事故手当てを支給する。
D国土交通省発信の重大事故情報を随時掲示し、全社員に注意喚起を促す。

■輸送の安全に関する措置および予算
@ドライブレコーダーの追加導入10台分(2,300,000円)
A無事故無違反チャレンジコンテスト参加(59,500円=700円×85名)
B後退時無事故の報奨金(1,320,000円=2,000円×55名×12月)
C無事故連続年数に応じた報奨金(550,000円、第41期=約250,000円)
D先進安全自動車(ASV)の導入(新車購入時)
E運転者適性診断受診(102,000円=初任・適齢4,600円×15名+一般2,200円×15名)
F交通安全研修受講(クレフィール湖東、256,410円=42,735円×6名)
G睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査(45,000円=3,000円×15名)
HQC活動手当(780,000円=2,000円×50名×6回+5,000円×6名×6回)
I冬期研修(600,000円=講師費、教材費、昼食費等)

■輸送の安全のための情報の共有化の措置
@社長、各営業所所長、統括運行管理者、整備管理主任者をメンバーとする安全会議を毎月一回開催する。
A全運行管理者に対し、運行会議等を利用し、安全会議の内容の周知徹底を図る。
B千里山バスの輸送の安全に関する取り組み状況をホームページ上で公表する。

■内部監査
@社長(安全統括管理者)は、監査責任者を選任し、毎年8月に安全マネジメント実施状況点検のための監査を実施する。但し、重大事故、災害等が発生した場合、また同種の事故、災害等が繰り返し発生した場合、その他特に必要と認められる場合には、緊急に輸送の安全への取り組み状況を監査する。
A社長(安全統括管理者)は、内部監査により改善が必要な事項が認められた場合には、輸送の安全確保のために必要な方策を検討し、当面必要となる緊急の是正措置または予防措置を講じる。