2023/10/01
運輸安全マネジメント取組期間 令和5年10月1日～令和6年9月30日
２０２４年度輸送の安全への取組について
取組期間：令和５年１０月１日（日）～令和６年９月３０日(月)
■輸送の安全に関する基本的な方針
私たち千里山バスの社員1人1人は、お客様に安全で快適な輸送サービスをお届けする為、輸送の安全性の確保を最大の使命とし、全社員一丸となって全力で取り組みます。
①私たちは千里山バスマインドを持って安全運行に努めます。
②私たちは、輸送の安全に関する法令を遵守し、安全運行を確保するための環境整備に努めます。
③私たちは、自然災害への対応力（防災、事業継続）を向上させ防災体制の構築および実践に継続して取り組みます。
■目標
スローガン 「今日も一日無事故・無違反・ノークレーム」
・個々が基本動作の完全励行を実施して、ミス発生件数を
乗務員 目標１５件、管理者 目標２件未満に抑制します。
・重大事故ゼロを目指します。
・総事故件数目標を２７件未満に抑制します。
(本社２２件未満 兵庫２件未満 京都３件未満)
・後退時の４原則を遵守して、後退時の事故件数を１０件未満にします。
(本社８件未満 兵庫２件未満 京都０件)
・点呼時アルコール検知０の徹底、業務内外を問わず交通違反事案は０件を目標にします。
・運行前点検を確実に実施します。
・路上故障件数を２件未満にします。
・アイドリングストップとエコドライブを推進します。
・若年乗務員３名(～３０代)の積極的な採用に取り組みます。
(新卒採用)
・安全情報の積極的収集に取組み日々事故ゼロを目指します。
(業務評価にも反映します)
■輸送の安全に対する教育・研修計画
①運転者適性診断の初任診断および適齢診断の対象者に、対象外者については３年毎に一般診断を受診させ診断結果を基に指導、監督を行う。
②新人乗務員に対して初任教育だけでなく、入社から一年をかけて継続的に教育を実施する。
③事故惹起者に対する再発防止への指導強化の為、事故検証会を随時開催し、惹起者個々に追加指導を継続実施して、効果検証を行う。
④事故の詳細な原因、防止策を全乗務員に情報共有させ、問題を可視化させるためにドラレコを活用して情報発信を行う。
⑤外部研修（クレフィール湖東）による教育訓練をはじめ、社内では全員に安全運転の為の研修および危機管理訓練を実施する。（令和６年２月及び７月実施予定）
⑥運輸安全マネジメントの意識を高め、安全管理規程と併せ、全社員に周知徹底を図る。
⑦安全性評価認定制度更新３ツ☆に向かって取り組む。
⑧運行管理者の意識高揚の為、社外の研修、シンポジウム等への参加を促進する。
■輸送の安全運行の為に乗務員に対して行う指導事項
①ミスを発生させない為、基本動作の励行をシステム（手順）として習得させて徹底を図る。
②日常の指導監督にドライブレコーダーを活用し、事故防止教育を実施する。
③千里山バスのﾄﾞﾗｲﾊﾞｰｽﾞマニュアルの見直し、再構成を行い、一層の安全意識の向上を図る。
④個別面談や点呼時において、安全運転日報をもとにデジタコを活用したエコドライブの推進、３Q運転の防止等による安全運転の励行、及び適性診断受診(適齢、初任)後の乗務員に対するカウンセリングの実施により輸送の安全性の向上に努める。
⑤出庫点呼、入庫点呼、宿泊業務時点呼において、健康状態、疲労睡眠不足の確認およびアルコールチェックを完全に実施し画面を保存する事により飲酒運転防止の徹底を図る。
⑥安全情報としてヒヤリハット情報を集める。
■健康に起因する事故の発生防止
①健康診断の完全受診により、全社員の健康保持に努めるとともに、高齢化に伴い安全運行に必要な各個人の健康状態の情報を念頭において日常管理を徹底させる。
②点呼時においては特に疲労、睡眠、体調が良好であることを確認、記録する。
③一般診断で疑いを指摘された睡眠時無呼吸症候群（SAS）の簡易検査を実施し、検査結果により該当者には精密検査を行い、専門的治療を受けるように指導する。
④重大事故情報（国土交通省発信）を利用して、事業用自動車の乗務員の健康管理に係る意識の向上を図る。
⑤全社員にストレスチェックを年一回受診させる。
⑥乗務員のメンタルサポートとして、産業医による個別カウンセリングを実施する。
■輸送の安全の為に乗務員の能力向上への運動
①大阪府及び摂津市（本社所在地）の無事故・無違反チャレンジコンテストに参加し、事故防止意識の向上を図り、期間中は途中経過を掲示する。
②秋・春の交通安全運動に合わせて社内啓発キャンペーンを実施し、輸送の安全確保の意識向上を図る。
③年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施し、輸送の安全確保に努める。
④後退時事故撲滅の為、後退時無事故手当を個人別に支給する。
⑥全体研修時には日常のドライブレコーダーチェックより収集した映像によりＫＹＴを実施して情報の共有を図り、事故防止に努める。
⑦安全研修時に自然災害時の対応について体験訓練を行いレビューで改善提案を行う。
■輸送の安全に関する措置及び予算
①無事故・無違反チャレンジコンテスト参加（３６，７００円 ５０名分）
②後退時無事故の報奨金（１，８００，０００円 ２，０００円×７５名×１２月）
③無事故連続年数に応じた報奨金 （３５０，０００円 、５０期 ２７５，０００円）
④新車購入時に先進安全自動車（ＡＳＶ）の導入
⑤運転者適性診断受診（１３６，５００円 初任１０名 ４８，０００円
適齢１０名 ４８，０００円 ４０，５００円 一般１５名）
⑥交通安全研修受講（クレフィール湖東、２０３，２００円＝泊まり２名 日帰り３名）
⑦睡眠時無呼吸症候群（ＳＡＳ）検査（６０，０００円＝３，０００円×２０名）
⑧社内全体研修における外部講師派遣料（４００，００００円 年２回：５日程ずつ）
■輸送の安全に関する情報共有化の措置
①社長、安全統括管理者、各営業所所長、整備管理主任者をメンバーとする安全会議を、毎月一回開催する。
②全運行管理者に対し、全体会議等を利用し、安全会議の内容の周知徹底を図る。
③ドラレコ画面を活用した危険要素情報の共有を継続して行う。
④他社の輸送の安全確保に向けた好事例を参考にして当社社内にも情報共有する。
⑤千里山バスの輸送の安全に関する取り組み状況をホームページ上で公表する。
■内部監査
①社長、安全統括管理者は、監査責任者を選任し、６月に安全マネジメント実施状況点検のための監査を実施する。但し、重大事故、災害等が発生した場合、また同種の事故、災害等が繰り返し発生した場合、その他特に必要と認められる場合には、緊急に輸送の安全への取り組み状況を監査する。
②社長、安全統括管理者は、内部監査により改善が必要な事項が認められた場合には、輸送の安全確保の為に必要な方策を検討し、当面必要となる緊急の是正措置または予防措置を講じる。
■運輸の安全に関する目標及び該当目標の達成状況
■自動車事故報告規則第二条に規定する事故に関する統計（2023年度・2024年度）
